2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「冬嶺秀孤松」(とうれいこしょうにひいず) 冬の酷寒にあって、山上のほとんどの木が景を落としても、一本の松樹だけが変わらず青々とした緑を保って佇んでいる。白い雪と冬枯れの木立の中にあって一点の緑が鮮やかに写る様。時代が変わっても変わることのな…
「歳月不待人」(さいげつひとをまたず) 時の流れは人を待ってはくれない。
「看々臘月尽」(みよみよろうげつをつくす)臘月とは十二月のこと。時間はみるみるうちに過ぎ去ってしまい、今年も残りわずかであるという意味。
「開門落葉多」(もんをひらけばらくようおおし)夜が明けて門を開くと一面に葉が落ちていた。からりとすべてを捨て去った境涯。
そういえばTwitpic に載せたはいいがこっちに載せるのを忘れていました。今回の禅語は11月のもの。そして次からが12月の禅語です。立て続けに載せていきます。「経霜楓葉紅」(しもをへてふうようあかし)霜を経て楓の葉はいっそう鮮やかに紅葉す…