夏休み宿題講座のご案内

大切な告知を忘れてました。

今月末に行います夏休み宿題講座のご案内。


<場所>



アルテカルチャー高松



<日時> 



7月29日(火曜日) 15:00~17:00

7月30日(水曜日) 10:00~12:00



受講料は、

1回だけなら1500円 2回連続だと2700円 となっております。


申込み、お問い合わせはこちら まで。

よろしくお願い致します。



はい、去年まではイオン高松のアイカルチャーさんでやっておりましたが、今年からアルテさんでやらせていただけることになりました。

なので時間帯や料金などに関しては以前と少し変わっております。アイさんでは7月と8月に週2回ペースで講座を開き毎年30名程の応募をいただいていておりまして1時間半で無理やり作品仕上げるぞ的な感満載で受講していただいていたわけです(これが功を奏してか子供達の集中力の持続に繋がったりしたのだけど)。

しかし今年のアルテの夏では、1回の講習で急いで作品を仕上げるのも良いですが、たまには2回連続受講コースで作品の質を上げてみてはどうですか、ということなのです。

そんなわけで申し訳ないのですが、今回は7月末の2日しかできないことになりました。つまり、夏休み講座のために空けていた僕の8月の予定が空いてしまったのでどこかで夏休み講座をやらせてください。ご連絡お待ちしております。講習料ワンコインでもいいです。


で、今回の告知のため、アルテさんのHPにのせる宣材写真を撮ったのですが、その時にちょっとした驚きがありました。

この写真



上の女の子は3年生、下の男の子は1年生(甥っ子)です。

今回はその甥っ子のことで少し。

彼は今、僕の教室で硬筆を習っておりますが毛筆はやったことがありません。

しかし僕はこの日、宣材写真を撮るつもりでいたので道具から手本から全部用意して甥っ子を待ち構えていました。そして入ってくると同時に、「これこれこういう理由で写真を撮らなければならないので今すぐこの文字を筆で書いて!」と、何も考える隙を与えずにお願いしました。すると彼は、即「はい!」と答えました。もちろん訳も分からずに。


しかしその訳が分からずに、というのが良かったということが後になって分かるのです。


いきなり僕にそう言われて訳も分からないまま立ちすくむ彼を机の前に誘導し、筆を持たせ初体験となるその筆をおろしました。初めての相手には手とり足とり優しく教えてやらねばなりませんが、何をどうしたらいいか、などの考える隙を与えず、筆の弾力だけをまずは体感させておいてから「では、はいどうぞ!」と合図をすると彼は書き始めました。まあ訳も分からずに。

それが上の写真のです。上手いですよね。

何も考えずに手本を見て書くと。


こういうことは割と多く見られます。最初の作品がいい線いっているというのは。でも、書き進めていくと次第に形が崩れてくるというパターンもあるし、まあ人それぞれです。だから僕としては、書けば書くほど下手になってくるという素質も、甥っ子は兼ね備えているのかもしれない、ということを想定しておかなければならなかったりします。

また、別のところでは、何でも器用にこなしてしまう人はある程度のところで、

「こんなもんでいいか」と見極めてしまい、その先へ登ろうとしない人もいます。

僕がまさにそうなのでよくわかります。えへへ。

まあ半分冗談ですが。


どちらにしても全ての人に言えるのは練習あるのみです。下手だろうが上手かろうが何回も書くしかありません。気を込めて。

作品を出品するということはその課題を毎日書くということです。甥っ子はいま小学校児童競書会に出品する作品の練習をしていますが、やはり毎日書いています。でも今はこの当たり前のことが、過去のことになりつつあるんですよね・・・。そのことについてはまた今度書きたいと思っています。


ということで、今年も夏休み講座をよろしくお願い致します。



あ、あと毎日硬筆展に出品する作品を書くときの硬筆用の鉛筆は絶対に鉛筆削りで削らないようにしてください。鉛筆の先っぽが細くなりすぎてしまい太くどっしりした線が書けなくなるので、必ずカッターで削ってください。もし削りすぎた場合は雑用紙に書き殴るなどして鉛筆の先を丸めてください。

それと先日こちらで、もうそろそろ締切が近いんだから清書用紙をもっと使って作品を作っていこう!と投げかけたところ、ほとんどの生徒が2冊目に突入しました。ありがとうございます。作品提出締切まであと少しですのでもうひと踏ん張り頑張ってほしいです。

よろしくお願いします。