夏休み書写の宿題

もうすでに夏休みの書写宿題の練習は始まっております。幼児生徒以外は毛筆書写の宿題をやってもらうことにしました。まだ書道セットを持っていない1,2年生には道具と、墨汁は貸し出しておりますが、手持ちのものがあれば持参ください。でも『洗って落ちる墨』はできるだけ避けていただきたいところです。それを使うと表装、軸装ができないということも一つの理由です。

半紙の持ち込みも構いませんが当教室で購入していただけるとありがたいです。スーパーなどにある安価な『最高級半紙』よりも上手く書けますので子供の自信にもつながります。1枚3円の半紙を20枚単位で販売しています。(20枚だと60円、40枚だと120円)


それともうひとつ。

条幅作品をやってみたいという人がいましたら遠慮なく挑戦してください。

遠慮なく、と言っても少しお金が必要なのであれですけど。

どれくらい必要かをざっと計算してみましょう。

紙は1枚20円程度のものを使用します。30枚書くとして600円。墨汁はお手持ちの墨がある場合は持参していただくか、かなりの量の墨を使うので多めの量の450ml入り(700円)のものがありますのでそちらを購入していただくことになります。

ということで紙と墨汁で1300円。


あと、筆はこのタイプのものを使います。

これは僕が子供の頃に使っていた6000円のものですが、さすがにこれを買ってくださいとは言えませんのでお貸しします。

安いものだと3000~4000円で手に入れることができるので購入希望の方がいらっしゃいましたら申し付けください。喜んで買ってきます。
右側の筆は半紙用の筆ですが条幅作品の場合はこっちで名前を書きます。

いやあでも僕は子供の頃この筆で、毎年泣きながら家で書いていたんですよね。よくもまあ逃げ出さずにやっていたなあと思います。何を考えながら書いていたんだろう。今でもこの筆を握るとその当時のことを想ってしまいます。懐かしいなあと。握った指先の感覚もまた不思議とあの時と同じなんですよね。


まあでもこれはこれで面白いし、いい経験になると思いますよ。

甥っ子(1年生)は今年初めての条幅作品に挑戦します。

なのであと一人くらい挑戦する生徒がいるといいなぁ。