今月の硬筆課題は・・・

「すべての生命はたてにも横にもつながっている」


”命の連続性をさかのぼっていくと、親の親の元、一番最初の「原初の親」にたどり着く。その「いのちの親」が「サムシング・グレート」なのです。私たち一人ひとりの生命の中には想像を絶する膨大な命が引き継がれている。この時間の流れにおける命のつながりは「たてのつながり」です。

一方で命は現在的な「横のつながり」ももっている。つまり、遺伝子レベルで見ると、細菌やカビ、昆虫から人間にいたるまで、すべてA(アデニン)、T(チミン)、C(シトシン)、G(グアニン)の4つの文字からなる同じ遺伝子暗号を使った同じ命なのです。人間とチンパンジーのゲノム(全遺伝情報)の違いは塩基配列で比較して、たった1,2%程度のものにすぎません。植物のイネと比べても、人間と40%程度は共通している。

人類みな兄弟どころか、あらゆる生物は遺伝子によってつながっている。これが生命の横のつながりです。

横にもつながっているから、親がなければ子が生まれないように、他の生命がなければ一つの生命は生きていられません。生命は他の生命を自分の中に取り込まなければ命を保つことができない。

だからこそ、「いただきます」なのであり「おかげさま」なのです。食べる命も食べられる命もみんなつながっている。だからこそ命は命に感謝しなくてはならない・・・”


ただ感謝するのはちょっと違うぜ、遺伝子レベルで感謝しようぜっていうね。

ワイルドだろ~

はい、今月の硬筆課題文はこちらから

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分子生物学者、筑波大学名誉教授 村上和雄先生の2008年の著書課題文の内容はというと感謝云々ではなくて、これを心がけると普段OFFになっているいい遺伝子のスイッチがONになるんだぜっていう秘儀です。読むとONになるだけですがこれを書くことによって悪い遺伝子をOFFにすることができるでしょう。秘儀なので何を書いているかはここでは伏せておきます。受講者はとてもラッキーですね。


ということで、自然科学の世界からすればワイルドすぎてトンデモだろ~、な内容ですが今月もよろしくお願いします。