厚く御礼申し上げます
夏休みといえば、書写の宿題。
アルテさんの教室でも夏休みに2回だけ、場所をお借りして特別講座をやらせてもらっております。
初回の様子はこちら のアルテ社長のブログへ。
お蔭様で両日とも満席のため応募は締め切らせていただいているのですが、香西教室でも募集をしますので、もし興味がありましたら下記フォームからお申し込みください。
さて、先日から、夏休みの宿題に必要だから書道セットを買え、という不躾なお願い記事を連日投稿しておりましたが、ありがたいことにもうすでに香西教室の1、2年生はみんな自分の道具を持つことが叶いました。ご賛同いただいた保護者の皆様方、ありがとうございました。
書道用具は、夏休みだけではなくて、冬には書き初めコンクールもありますので十分に活用できるかと思います。また、低学年においても硬筆に慣れてくれば毛筆にすることも可能です。月4回の講習の内、2回に分けて硬筆と毛筆の両方をやりこなしている生徒もいます。どちらにしましても、学校教育において毛筆に触れることが少なくなってきた今だからこそ、筆を操るという身体的可能性の追求、さらには伝統文化を肌で感じることによって育まれる感性、そして墨は服に付いたら落ちないという恐怖心から生まれる注意力、そして汚さないようにするにはどう動けばいいのかという推論力、汚したらいけないんだけどそう思えば思うほど汚したくなって自分の手のひらに墨を塗りたくって半紙に手形を押してそれを「お相撲さんの手」とする発想力。といったような様々な「力」が育成されます。
ウソかホントかは分かりませんが、当の本人である子供はそんなこと知ったこっちゃないので筆で文字を書くときは汚れても良い服装でお願いします。
それと、半紙は教室で販売していますので、スーパーで売っているような安価なものは使わないようにしてください。
再度言いますが、筆と紙の質が最も重要です。
それと、今回書道セットを購入された方がこちらも追加購入されていましたので紹介しておきます。
幼児、低学年にはおススメの品です。
最後に筆の手入れについて。
一度水で洗った後、下のように吊るしておくと根元に残っている墨が下りてくるので、そこでもう一度洗うと根元の墨残りが防げます。
細筆n場合は洗わないよう気を付けてください。使った後は、湿らしたティッシュなどで墨をふき取り、毛先を整えてキャップをしておくと良いです。