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大変長らくお待たせしました。年明け初投稿です。

お詫びとして、DAI語(ダイゴ)で言い訳を述べたいと思います。

なぜこんなにも長く投稿していなかったかというと、

11月は、ブログにも書きましたがTCW(体調悪く)、12月は、翌年に新しいことをしたかったのでその資金集めのため,S2B(深夜2時までバイトのかけもち)をしていて、1月はSGB(正月ボケ)が長引いていました。

いろいろ述べましたが、要するにSB(サボ)っていただけです。

すみません。今年もよろしくお願いいたします。


お蔭様で生徒数はもう少しで70人に。人脈も実績もなにもない墨屋好文堂にこんなにも集っていただけたことに感謝するばかりです。皆様のお力添えの御蔭で、なんとかここまで生き延びることができましたことお礼申し上げます。

もともと僕は桜町の方に住んでいましたので、この香西という町には縁もゆかりもございませんでした。強いていえば、一駅離れた昭和町にある図書館あたりで祖父が『好文堂』という小さな印刷会社を営んでいました。戦中の空襲の時には、避難所としてたくさんの人々が家に押し寄せてきたといいます。そして空襲が落ち着いて皆が帰った後はいつも、畑の野菜とか台所の鍋とかがなくなっていたとかいないとか・・。当時はそんなことでもしないと生きていけない時代。

そんな増田家に悲劇が襲います。祖父が働き過ぎで36歳という若さで他界、さらに、戦後の新円切替 により全財産が紙きれになるという最悪の事態に。祖母は家と山を売りながら女手ひとつで5人の子を育てあげ、そして昨年97歳で他界しました。

凄く短くまとめてしまいましたが、ちょっとしたFH(ファミリーヒストリー)でした。


こうやって振り返ってみると、

戦中戦後の想像を絶する苦労をしてきた祖父母の遺伝子(好文堂)と、その遺伝子を作った曽祖父母の遺伝子(墨屋)を、一世代またいで知らず知らずのうちに受け継いでいた僕が面白半分でその遺伝子を合体させて『墨屋好文堂』を作ってしまっていたわけです。

この流れは不思議ですね。

いや、人間の視点で見るから不思議なだけであって、すべては宇宙の采配ってやつなんだろうな。