10月作品展
この前11月になったばかりなのにもう1週間過ぎてしまいましたよ。
恐ろしい限りです。
ということで、10月の課題は9月と同じ『アルボムッレ・スマナサ―ラ長老の言葉』でした。
![]() | 原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一話 1,188円 |
”「あの人は間違っている」「その人はおかしい」「この人は仕事をしていない」と、わたしたちは他人の欠点や過ちばかり見ようとします。それを生まれてから死ぬまでずっとやってるのです。互いに他人を指さして「しっかりしなさい」と言います。自分を直そうとしないで、いつも他人を直そうとします。わたしたちは、人の過失を指摘するのが大好きです。それは他人の過失を指摘することで、「自分は正しい」と思いたいからです。「あの人は嘘つきだ」というとき、「自分はあの人と違って正直者だ」と思うのです。自分をだまして、気分よく生きているわけです。
文明は進歩しても、人間の心は古代からなかなか進歩しません。他人の過失ばかりを見て、自分の心を観ようとしないからです。他人の過失を見て、相手が悪いと言っているあいだは争いがつづきます。しかし、どちらかが自分の心を観ようとすれば、そこで争いは終わるのです。” (原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一話 P90-91)