「プレシャス」

今回の映画、以前に”こちら ”で紹介していたものですがその時は見ていなかったので内容と音楽だけを紹介していましたね。

ようやく鑑賞したのでまた紹介したいと思います。


物語はまず最初にアメリカの作家ケン・キース・ジュニアの”すべては宇宙からの贈り物”というテロップが表示されてから始まります。

ケン・キース・ジュニアって誰?ってことで調べました。

百匹目の猿現象 というライル・ワトソンが創作した生物学の現象をもとにケン・キース・ジュニアは「核のない世界」へと一人の意識を変える、そしてまた一人を変える。その積み重ねは地道であるが、やがてある一定の人数にまで増えた時、「核の全廃」へと人類の意識が一気に変わるだろうという核廃絶への希望を見いだした人。


物語は絶望に満ちています。だからこそ希望にも満ちています。

”すべては宇宙からの贈り物”の言葉を心に刻み、そして見終わった後にまたこの言葉を思い出し、そしてその贈り物はこの地球上の全ての人に送られているものだということを改めて感じてもらいたい。それを多くの人が意識することで良いエネルギーはどんどん広がっていくのではないか。

人生は辛く 短く 苦しく 豊かで いとおしい。それは光であり贈り物であり私たちがもともと全て望んでいたものでもある。同時に光は私たちの中にも常に存在している。

劇中でプレシャスがそれに気付きリッチになるまでの物語。是非ご覧ください。