鉛筆!!
世界最高基準の鉛筆ってどこのブランドかご存じですか?
日本の三菱鉛筆uni(ユニ)なんです。
この鉛筆、日本の製造業が品質を意識し始めた戦後復興期に生まれたもの。この頃は日本の製品は海外では粗悪品の太鼓判が押されていました。日本の製品にもそんなことを言われてた時代があったんです。
ということは・・・現在で言う日本人の間で固定観念として認識されている韓国製品的な立場にいたということですね。そういえば、今や韓国製品はかなりレベルアップしているらしいです。高品質な製品が増えてきており価格は従来通りの低価格で。例えばカーナビとなるといいものは普通に10万超えますが、ある韓国製のものは3万程度で日本製と張り合う程な機能と性能で高品質なレベルのものも製造されているようです。
いろんな意味で時代は変化しています。
あぶねー、また話がそれるところでした。
三菱鉛筆のユニ。これが多くの人に指示され続けている鉛筆なんです。
とんぼ鉛筆と書き比べてみるとよくわかりますが、そのなめらかさは格段に違います。
そしてあの軸の色。ウニが日焼けしたような色(喩えがヘタ過ぎユニとウニを掛けただけ)は、日本の伝統色であるエビ茶にワインレッドを掛け合わせた「ユニ色」と呼ばれるもの。
材質はヒノキの一種で、削った際にほのかに香る。芯にもこだわっていて、追求しているのはBの濃さでHの硬さ。黒鉛と粘土の割合にいたるまで綿密に計算され、さらに硬度によって芯の太さも変えています。
お値段は少々高めですが、高品質の鉛筆に触れてみるのもまた鋭い感覚を育むことに繋がるのではないかと思いますし、鉛筆を再認識することも必要かと思います。
ここまでユニを勧めておいてなんですが、私はトンボ鉛筆の方が好きです。ユニはほんとになめらかなんです。一瞬なめらかすぎてこの感じ好きかも、と勘違いしそうなくらいに。
危うく罠にはまるとこでした。私は書くときにガシガシひっかかる粗い感じが好きなタチですので。
みなさんも一度書き比べてみて自分の感覚に素直に従って選んで下さいませ。
トンボ鉛筆を選んでしまったお詫びに、三菱鉛筆ユニのホームページを こちら
鉛筆の正しい持ち方もわかりやすく図解してくれています。