論語 まとめ その三

第三回目は「リーダー論」について


いうまでもなく論語の世界ではリーダー=君子となります。


では、リーダーに必要なのはどのような心なのか・・・


①強い正義感  

「義を見て為ざるは勇なきなり。」

(ぎをみてせざるは ゆうなきなり。)


:正しいことをやる勇気を持て



②平等

「君子は周して比せず、小人は比して周せず。」

(くんしはしゅうしてひせず、しょうじんはひしてしゅうせず。)


:良いリーダーは部下を平等に見る、小人はえこひいきする。



③仁

「人を傷えりや。馬を問わず。」

(ひとをそこなえりや。うまをとわず。)


:弟子が孔子が大事にしていた馬小屋を火事にして馬を死なせてしまった時に、孔子は馬のことよりも  弟子の安否を心配したエピソードからの言葉。



次に、リーダーになるためには自分をどう磨けばよいか


① 自分で自分を見限らない

「力足らざる者は、中道にして廃す。今汝は画れり。」

(ちからたらざるものは、ちゅうどうにしてはいす。いま なんじはかぎれり。)


:力の足りない者は道の途中で諦める。今のあなたは自分の力を見限っている。



②プラス思考で自分を磨く

弟子「貧しくて諂うこと無く、富みて驕ること無きは、如何」  ※諂う・・卑屈になる 驕る・・いばる

   (まずしくてもへつらうことなく、とみておごることなきは、いかん。)

孔子「可なり。未だ貧しくして道を楽しみ、富みて礼を好む者には若かざるなり。」  ※若・・およぶ

   (かなり。いまだまずしくしてみちをたのしみ、とみてれいをこのむものには しかざるなり。)


:弟子のマイナス要因を否定することが君子になる道なのではないですか、という問に対し孔子は、それでもよいしかし、貧しくしていても学ぶことを楽しんで、お金持ちになっても礼儀を好んでしている者にはおよばないよ、と答えている。



③他人の長所を伸ばす

「君子は人の美を成す。人の悪を成さず。小人は是れに反す。」

(くんしはひとのびをなす。ひとのあくをなさず。しょうじんはこれにはんす。)


:これはもう説明の必要はないですね。




いよいよ次回は最終回。

驚くほど堅い内容の記事がつづいていますので、ここだけのヒミツをひとつ。

週一ポテチにかわり先月から週一マンナ 始めました。

ポテチの反動なのかビスケットがとてつもなく美味しく感じます。

ちなみに水曜日の夜がマンナタイムとなっております。

どうでもいいことだね。

ちなみにこれはマンタです。


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