ムスビー

タイトル名はギャッツビーから出た新しいムースの名前ではありません。

そうなんです。

「な」のむすびを「ま・は・ほ」と同じにするという、今年から小学校ではそう教えることになってるということを先日姉から聞きまして。

今年から書写の指導内容などがまた少し変わるということは以前にも伝えたと思いますが、むすびの形にまでおよぶとは驚きです。

しかも小学校ではそのむすびの形で教えるのに中学校になるとまた元の結びの形に戻した「な」になるそうです。

なぜそんな気持ちの悪いことをするのかな、と思ってしまいます。



イヌのしっぽを豚のしっぽに付け替えてまた少し成長したら元のしっぽに戻すということか・・・いや違う、豚のしっぽをキツネのしっぽに付け替えるということか。特殊なしっぽの形を判り易いしっぽの形に統一するという意味で。

いやそれよりも、タヌキのしっぽとキツネの尻尾で喩えたほうが”むすびが化ける”という意味でわかりやすいのかもしれない・・・

というか、なぜしっぽで喩えようとしたのかが疑問だ。


とにかく、お上からのいろんな指示に対して疑問を抱こうが抱くまいが従わなければならないのですね。学校の先生は。その点私はある程度は自由にやらせてもらいますが。


しかしやはりムスビに対するこだわりは人一倍強いですよ。小さな頃から慣れ親しんだムスビーがあるわけですし。そんなムスビー達を一つの枠に入れようとするなんて驚きです。

よくよく考えてみると「な」のムスビって「な」オンリーのものじゃないですか。これはもう一種の個性ですよ。「な」が生まれた時に「な」自身が他に類をみないムスビの才能を持っていたということですよ。それを他の輩と同一化するなんて、これはもうひらがな界の洗脳に他なりません。異端児の個性を消しておとなしくさせようっていう魂胆ですよこれは。


どうにかして反対運動をしなければ。いっそのことそれぞれに名前をつけちゃえばええじゃないか。


「な」のムスビは”ナスビー

「は」のムスビは”ハスビー

「ほ」のムスビは”ホスビー

「ま」のムスビは”マルコビッチ



そろそろ頭がおかしいと思われてはいけないので戯言はおしまいにしましょうか。精一杯の抵抗を示したかっただけです。


ムスビムスビってうるさく言ってすみませんでした。

ちなみにこれはムササビです。

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