今月の課題は・・・

さて、7月に入り今年もいよいよ後半に突入。

今月の教室の課題文は、お察しの通り「あの人」の言葉です。

先月はロックンローラー編だったんだけど、その流れでいくと今回は、バ・・・。

もうこれからこの流れでいこうかな。その月毎に、なにかしらいいネタに出くわせればいいけど。


ちょっとここで、こちらのサイト「一千人の言葉集」 に赤塚氏が天才バカボンについて語っているものがあったので天才、いや転載させていただきます。


天才バカボン』を描き出した時にもまず思った。
バカに真実を語らせようと。
そこからバカボンが生まれ、
バカボンのパパが生まれたんだ


バカボンのパパってさ、
別にラクして生きてるわけじゃないんだよ。
パパはパパなりに、どうすれば家族を幸せにできるか、
どうすれば毎日を楽しく過ごせるかを考えながら
一生懸命ガンバってるわけ。
そのためには体ごとぶつかっていってる


ただバカっつったって、
ホントのパカじゃダメなんだからな。
知性とパイオニア精神にあふれた
バカになんなきゃいけないの


バカっていうのは自分がハダカになることなんだよ。
世の中のいろんな常識を無視して、
純粋な自分だけのものの見方や生き方を
押し通すことなんだよ。
だから、バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ


ひとりで考え、ひとりで素晴らしい作品を
生み出す人なんてそんなにいやしないよ。
天才には必ずその天分を引き出す人間がいて、
そいつのほうがもっとずっと天才だったりするんだ


ひとつのマンガを作るって、
そういうイマジネーションを
ムチャクチャ消費するの。
懸命に夢を見て、
その夢を紙の上に
実際に描かなきゃならない



結局、オレたちの場合、
やりたいことが
はっきりあったってだけのことかも知れない。
小学校6年の時に
手塚治虫先生の『ロスト・ワールド』に出会って
マンガ家になろうと決めて、
栄養失調になってもそれを貫いてきた


                『赤塚不二夫の「これでいいのだ!!」人生相談』 より


そして今月の課題は下の本の中からいただきました。

ちなみに、このブログで紹介している本のほとんどは図書館にあると思います(たぶん)。夏休みは節電もしなきゃいけないし、自宅を離れて図書館で子どもと一緒に静かに過ごすのもいいかと思います。このバカボンネタ(ネタといっては失礼ですが)の本なら子どもも食いつきやすいだろうし。まあとにかく今年の後半は心を落ち着ける訓練をすることも必要かとおもいます。


追伸:子ども達が、悪いことをしたのに反省せず「これでいいのだ!」と言いだしたらその時はゲンコツをお願いします。

これでいいのだ/七つ森書館
¥1,575
Amazon.co.jp

内容(「BOOK」データベースより)

バカボンとはサンスクリットブッダのことで天才を意味します。自己の意識を自由にあやつる天才。これさえ唱えていれば天才になれるような気がします。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

野口法蔵
1959年石川県七尾市生まれ。1980年千代田工科芸術学院写真科卒業。1982年新聞社退社後、ソ連・中国・インドを取材。1983年ラダックにて得度。1986年インド国立タゴール大学に滞在。ダライラマより寺名禅処院寄与。1987年帰国、新潟県阿賀町に20年間住む。2007年長野県松本市に移転。現在、臨済宗妙心寺派僧。
著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)