竹有上下節

「竹有上下節」 (たけにじょうげのふしあり)

竹には上から下まではっきりと節がついていて、差別具体の世界を対比させた言葉。

”この句は、「松無古今色 竹有上下節」(松に古今の色無く、竹に上下の節有り)という対句になっている。
松は四季を通じ千載を経て変わることなく、常に青々とした緑の葉を茂らせ、竹もまた常緑樹であるが、はっきりと上下の節がある。前句は平等の側面を表し、後句は差別の側面を表す。

両者は表裏一体であり、平等即差別・差別即平等が真の姿。”



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