書道クラブの掛け軸完成

以前お伝えしていた、姉の書道クラブ(某小学校でのクラブ活動)で作っていた掛軸がようやく完成しましたのでお披露目。

今回の掛け軸はアイロン式の裏打ち紙を、僕自身も初めて使用してみたんだけど、本式と比べると仕上がりは凸凹してます。正直なところ本式でやりたいんだけど小学生には技術的にムリがある。

本式でやらせたいなあ。いや、やっぱ無理か・・。

いやでも見ての通り、これはこれでなかなか素晴らしい出来だと思います。

今回の姉の企画を手伝っている中でもいろいろ勉強になりました。小学生による紙の配色、裁断の仕上がり、アイロンがけの丁寧さ、文字に込められている想い(本人達が書きたい文字を選んでいる)、ここはこうしちゃいけないって注意したそばからそうしちゃってるところなどから見て取れる、子どもって不器用なんだなあっていう基本的なところの再認識。子どもに作らせたらこうなるのかという発見。

大人はいろいろ計算して綺麗に作るんですよ。それが当たり前です。でもこどもは子どもだから気力が少ないし、まだ不器用だからその分の力の抜け具合が、「大人側から見る雑さ」になって表れる。でも逆にそういった部分から「作ったぞ!」感がダイレクトに伝わってくる。不思議なもんで。

要するに機械的じゃないってことか。大人は全てを計算してしまうんですよね、無意識の内に余計な計算をね。



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